「四季」（第２次）総目録　1937年（昭和12年）

第2次四季

第23号 昭和12年1月号 支郡の詩　（ヴァレリー） 詩 河盛好蔵 訳 4-12
- - 風変りな酒宴　或は、現代詩の諸問題 評論 吉村正一郎 13-19
- - 臥床の中で 散文詩 萩原朔太郎 20-22
- - 大学風景　（バイロン） 詩 後藤忠一 訳 23-25
- - SONATINE 詩 立原道造 26-29
- - 相間 詩 真壁仁 30-33
- - 終焉 詩 田中克己 34-35
- - 「漂浪記」より　（ヘッセ） 詩 若林光夫 訳 36-43
- - 狼言 感想 萩原朔太郎 44-47
- - 秋の朝 詩 能美九末夫 48
- - 時間 詩 河西広明 49
- - 希望 詩 塚山勇三 50
- - 秋 詩 内山義郎 51
- - 峠 詩 平岡潤 52
- - 願望 詩 岡田一郎 53
- - 青鳩 詩 東条耿一 54-55
- - 秋晴 散文詩 杉山平一 56-57
- - 写真、偏頭痛 詩 劉兵馬 58-61
- - 白鳥 詩 阪本越郎 62-63
- - 落葉、魚釣り　（アナトール・フランス） 詩 三好達治 訳 64-68
- - 感想二三 感想 神保光太郎 69-72
- - 燈下言 感想 三好達治 73
- - 編輯後記 後記 神保光太郎 75
第24号 昭和12年2月号 詩の孤独とその原因 評論 萩原朔太郎 4-8
- - アンデルセン 短編 矢部尭一 訳 9-12
- - 散文詩　四篇 散文詩 中原中也 13-19
- - 荘園で別れの時に 詩 小高根二郎 20-21
- - 太陽の歌 詩 山村酉之助 22-23
- - 鳥啼く夕べに詠める歌 詩 立原道造 24-26
- - 帥官を悼んだ歌　和泉式部家集私鈔 随筆 保田與重郎 27-34
- - 現代詩の本質に就て　四季座談会 座談 萩・三・丸・神・立 35-40
- - 子供に、至幸なる確信ほか　（カロッサ） 詩 板倉鞆音 訳 41-44
- - デ・ラ・メア詩抄 詩 笠原美子 訳 45-50
- - 狼言 感想 萩原朔太郎 51-54
- - 近代設備考 詩 竹村俊郎 55-63
- - 按摩をとる 詩 井伏鱒二 64-65
- - しやぽん玉吹く 詩 福原清 66-69
- - 蛙 詩 草野心平 70-71
- - 靄 詩 東条耿一 72
- - 鳥 散文詩 柏木俊三 73
- - 深草の丘 詩 平岡潤 74
- - 百合の花 詩 太田道夫 75
- - 山鳥 詩 壬生圭介 76
- - 燈下言 感想 三好達治 77
- - 編輯後記 後記 神保光太郎 78
第25号 昭和12年3月号 与謝野鉄幹 評論 神保光太郎 4-25
- - 再会 詩 田中克己 26-27
- - わが鶴の歌 詩 真壁仁 28-29
- - 桜草、F嬢 詩 内田忠 30-31
- - 笑・愚父・神・災 詩 竹村俊郎 32-35
- - 遅日 詩 田中冬二 36-37
- - 浅き春に寄せて 詩 立原道造 38-39
- - 或る夜の幻想 詩 中原中也 40-46
- - 冬至 詩 壬生圭介 47
- - 雪晴 詩 尼子類 47
- - 蟹 散文詩 壬生圭介 48
- - いのち 詩 塚山勇三 48
- - 月見草 詩 平岡潤 49
- - 霰、寒駅 詩 広田真一 49
- - 蜘蛛の仔 詩 能美九末夫 50
- - 陽 詩 岡田一郎 50
- - 早春　ヘッセについて 随筆 片山敏彦 51-53
- - いと大切な忠告　（コクトー） 詩 竹中郁　訳 54-55
- - 秋　（ヘッセ） 短編 矢部尭一 訳 56-62
- - 後期のイェーツ 評論 原一郎 63-67
- - 編輯後記 後記 神保光太郎 68
第26号 昭和12年5月号 恋愛小曲集 詩 大手拓次 4-18
- - リヤン君の詩 詩 鈴木信太郎 19-31
- - 白椿 詩 津村信夫 32-33
- - 春風に吹かれるもの 詩 萩原恭次郎 34-37
- - 卒業に・孤独 詩 杉山平一 38-39
- - 追憶 詩 立原道造 40-41
- - 報告 詩 田中克己 42-43
- - 旅行鞄　（シュミットボン） 短編 矢部尭一 訳 44-49
- - プーシキン私鈔 詩 神西清 訳 50-53
- - 唱曲　（リルケ） 散文詩 大山定一 訳 54-55
- - アラビア　（デ・ラ・メア） 詩 笠原美子 訳 56-58
- - 雨の公園 散文詩 平岡潤 59
- - お弔ひ、春の挿話 詩 葛巻ルリ子 59
- - 肖像 詩 広田真一 60
- - おなじみ 詩 金沢信 60
- - 眠られぬ夜 詩 水野正巳 61
- - 少年 詩 塚山勇三 61
- - 雑子日記 詩 堀辰雄 62-63
- - 茉莉花 詩 田中克己 64-65
- - 狼言 感想 萩原朔太郎 66-68
- - 編輯後記 後記 神保光太郎 69
第27号 昭和12年6月号 北京　1 短編 芳賀檀 4-10
- - 「悪の花」の耽溺者 評論 山岸外史 11-14
- - 大手拓次の病理 評論 松井好夫 15-21
- - 眠りのほとりに 詩 立原道造 22-23
- - 泥酔 詩 井伏鱒二 24-25
- - 傷ついた花瓶の歌 詩 吉村正一郎 26-27
- - 雨の朝 詩 中原中也 28-29
- - 神話 詩 劉兵馬 30-31
- - 凶鳥記 散文詩 真壁仁 32-33
- - 銀狐 詩 鈴木梅子 34-37
- - 乳 詩 岩瀬正雄 38-39
- - 未明 詩 永松英夫 40
- - 晩春 散文詩 広田真一 41
- - 北風の日の言葉 散文詩 平岡潤 42-43
- - モロツコにて　（ヘルマン・ケステン） 詩 矢部尭一 訳 44-51
- - ゆかり 詩 津村信夫 52-53
- - 知能の多様 詩 竹村俊郎 54-58
- - 編輯後記 後記 神保光太郎 59
第28号 昭和12年7月号 文化勲章と芸術院 評論 萩原朔太郎 4-12
- - リルケの素描 評論 植村敏夫 13-21
- - 逞しく生きる者 評論 山岸外史 22-27
- - 君山先生 随筆 桑原武夫 28-33
- - 嘆き・憤り 詩 竹村俊郎 34-35
- - 丘の上・松の木蔭で 詩 田中克己 36-37
- - 夜明け、鳩 詩 能美九末夫 38-39
- - 石柱の歌 詩 立原道造 40-41
- - 魚を喰べる 詩 津村信夫 42-43
- - 母 詩 村田重高 44-45
- - 蛙声 詩 中原中也 46-47
- - 孤独　（E.A.ポー） 詩 小高根二郎 訳 48-49
- - 夏花の記 詩 律村信夫 50-52
- - 風信子 覚書 立原道造 53-56
- - 知能の多様 詩 竹村俊郎 57-61
- - 編輯後記 後記 津村信夫 62
第29号 昭和12年8月号 ゲオルゲのこと 評論 植村敏夫 4-15
- - 北京　２ 短編 芳賀檀 16-26
- - 力 散文詩 塚山勇三 27
- - 時間・海岸線・青パスの中で 詩 河西広明 28-31
- - 錨 詩 平岡潤 32-33
- - 黄昏、小鳥 詩 能美九末夫 34-35
- - 巴里の公園 随筆 桑原武夫 36-41
- - 晩夏 散文詩 津村信夫 42-43
- - 不思議な川辺で 散文詩 立原道造 44-47
- - 芒 詩 竹村俊郎 48-49
- - デポルド-ワ゛ルモオル 解説 中原中也 50-53
- - 独白 随筆 丸岡明 54-57
- - ドナウ河畔のハンス・カロッサ　（ベリ） 短編 沢西健 57-60
- - 詩集「浚渫船」 感想 中原中也 60-61
- - 編輯後記 後記 三好、津村、立原 62
第30号 昭和12年10月号 絵のあるところ 詩 室生犀星 4-5
- 記念作品特輯号 虫 詩 竹村俊郎 6-7
- - ピエタ　（リルケ） 詩 大山定一 訳 8-9
- - やまきてふ　（マリィ・ジーフェルリンク） 詩 植村敏夫 訳 10-11
- - やがて秋 詩 立原道造 12-13
- - 半日 詩 津村信夫 14-15
- - 出生児 詩 阪本越郎 16-17
- - 漂流 詩 瀧口武士 18-19
- - 聯四篇 詩 佐藤一英 20-21
- - 孤影　（ジークフリード・サスーン） 詩 織田正信 訳 22-25
- - 初夏の夜に 詩 中原中也 26-27
- - 撃滅せよ 詩 蔵原伸二郎 28-29
- - 親潮に寄す 詩 真壁仁 30-33
- - ガニュメッド　（ゲーテ） 詩 芳賀檀 訳 34-39
- - 泉の歌 詩 田中一三 40-41
- - たわわなる石榴の蔭で 詩 小高根二郎 42-43
- - 亡き人 詩 山崎栄治 44-45
- - 夏雲 詩 田中冬二 46-47
- - 上州展望・上州横川 詩 田中克己 48-49
- - 霧 詩 杉山平一 50-51
- - 黄昏歌 詩 太田道夫 52-53
- - 夏日二景のうち 詩 竹中郁 54-55
- - 緑蔭の一景 詩 井伏鱒二 56-57
- - 小鳥・落日 詩 能美九末夫 58-59
- - 廃園 詩 三好達治 60-62
- - 編輯後記 後記 三好、津村 63
第31号 昭和12年11月号 旅に病んで　遺稿 随筆 辻野久憲 4-5
- - 思ひ出のために 回想 加藤よし子 6-8
- - 骨を拾ふ 回想 小林珍雄 8-10
- - 辻野久憲君を悼む 回想 萩原朔太郎 10-12
- - 辻野久憲氏の記憶 回想 伊藤整 12-13
- - 辻野久憲君 回想 神保光太郎 14-16
- - 辻野久憲君 回想 堀辰雄 16-17
- - 辻野君を悼む 回想 保田與重郎 17-19
- - 青嵐 回想 津村信夫 19-20
- - 辻野久憲氏のこと 回想 井伏鱒二 21-22
- - 逝ける辻野君 回想 中原中也 22
- - 辻野久憲氏の思ひ出 回想 田中克己 23-24
- - 追悼 回想 立原道造 24-25
- - 辻野久憲断片 回想 宇野浩二 25-27
- - 故辻野久憲君略歴 略歴 三好達治 27-28
- - 北京　３ 短編 芳賀檀 29-36
- - 死者への礼・洋燈 詩 阪本越郎 37-39
- - 聖族 詩 劉兵馬 40-43
- - 樹樹ら悩みぬ 詩 東条耿一 44-45
- - ワ゛ルモオル詩抄　１ 詩 中原中也 訳 46-47
- - 洋燈 詩 新藤千恵子 48-49
- - 夏の日に 詩 芳賀潤 50-51
- - 薄明・九月の夜 詩 能美九末夫 52-53
- - 小集 詩 布光子 54-56
- - 狼言 感想 萩原朔太郎 57-60
- - 「無からの抗争」に寄せて 感想 神保光太郎 60-61
- - 編輯後記 後記 津村信夫 62
第32号 昭和12年12月号 材木　遺稿 詩 中原中也 4-5
- - 中原君を悼む 回想 佐藤正彰 6-7
- - 幻想と悲しみと祈り 回想 関口隆克 8-10
- - 追憶 回想 内海誓一郎 11-12
- - 中原中也を憶ふ 回想 阪本越朗 13-15
- - 辻野・中原二友な牡む 回想 丸山薫 16-17
- - 光の襤褸・天女 詩 竹中郁 18-20
- - 仕事場 散文詩 杉山平一 21
- - 秋の湖 詩 田中克己 22-23
- - 天翔ける翼に 詩 吉水敏 24-25
- - 街上しるえつと 散文詩 劉兵馬 26-27
- - 戦ひ 詩 阪本越郎 28-29
- - 沖を見てゐる 詩 津村信夫 30-31
- - 落日 詩 砂村竜三 32
- - 花 詩 村次郎 33
- - 偲吟 詩 竹村俊郎 34-35
- - トラクルの詩 評論 植村敏夫 36-47
- - プロメトイス 詩 芳賀檀 48-52
- - 現代名句再鑑賞 評論 竹村俊郎 53-57
- - 青猫と氷島 評論 内田忠 58-62
- - 編輯後記 後記 津村信夫 63

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