「コギト」総目録　１　1932年（昭和7年）

コギト

創刊号 昭和7年3月号 手紙 小説 肥下恒夫 4-9
- - やぽん・まるち 小説 保田與重郎 10-21
- - 義眼　一名敗北する男 小説 若山隆（相野忠雄） 22-28
- - 明暗 小説 薄井敏夫 29-47
- - あど・ばるうん　-海港紀- 小説 三崎皎（杉浦正一郎） 48-66
- - 贅澤な買物 小説 園聆治 67-76
- - 時間 詩 沖崎猷之介（中島栄次郎） 77
- - 呪咀 詩 田中克己 78-79
- - 雨 詩 山内しげる 80
- - ジンメルの言葉　-その遺事日記から-　G.ジンメル 評論 服部正己 訳 81-86
- - 印象批評 評論 保田與重郎 87-102
- - 編集後記 後記 保田與重郎 -
第2号 昭和7年4月号 批評 評論 沖崎猷之介（中島栄次郎） 4-13
- - オプチミスム　１ 評論 保田與重郎 14-21
- - 佐藤春夫小論 評論 田中克己 22-26
- - …Mais l'art est difficile! 感想 肥下恒夫 26-31
- - 支那 散文詩 田中克己 22-26
- - 春 詩 山内しげる 34-39
- - 輪廻 散文詩 三崎皎（杉浦正一郎） 40-42
- - ジンメルの言葉　その２ 評論 服部正己 訳 43-52
- - いんてれくちゅえれ・かたすとろおふあ 小説 保田與重郎 53-66
- - ピアノの記 小説 薄井敏夫 67-79
- - 速度と筆 小説 肥下恒夫 80-88
- - 波止場の愛情 小説 園聆治 89-95
- - 出しやうのない手紙 小説 若山隆（相野忠雄） 96-102
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 -
第3号 昭和7年5月号 芸術と生活　１　-芸術学の新しき方向- 評論 大東猛吉（松下武雄） 4-14
- - 文学と心理学　新心理主義文学派の『意識』批判 評論 保田與重郎 15-25
- - 書簡集を読む -この雑文を岩崎良三君に- 感想 船越章 26-33
- - ジンメルの言葉　その３ 評論 服部正己 訳 34-42
- - 全無智上人伝、雑譬喩経義疏私案を発意さるる話 小説 保田與重郎 43-51
- - 天上有事　詩二篇 詩 田中克己 52-53
- - 土手道づたひ 小説 薄井敏夫 54-61
- - 「マサン」の菓子 小説 柊木一（松田明） 62-67
- - ふたつの石 小説 肥下恒夫 68-72
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 -
第4号 昭和7年6月号 創作 -自然主義と浪漫主義- 評論 沖崎猷之介（中島栄次郎） 4-17
- - 芸術と生活　２　-芸術的体験とその論理- 評論 大東猛吉（松下武雄） 18-28
- - 「マダム・ボヴァリイ」アネクドティク 随筆 船越章 29-33
- - 能と目 随筆 肥下恒夫 34-35
- - 斑竹亭記 詩 田中克己 36-39
- - 業因 散文詩 沖崎猷之介（中島栄次郎） 40-41
- - 問答師の憂鬱 小説 保田與重郎 42-72
- - 雨あがり 小説 松田明 73-84
- - 高架線の記憶　-海港紀その２- 小説 三崎皎（杉浦正一郎） 85-92
- - ジンメルの言葉　その４ 評論 服部正己 訳 93-102
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 -
第5号 昭和7年7月号 芸術と生活　３　-芸術家に於ける超越性の問題- 評論 大東猛吉（松下武雄） 4-18
- - ジンメルの言葉　その５ 評論 服部正己 訳 19-27
- - フロオベェル考の余白に 随筆 船越章 28-32
- - 文学時評 時評 保田與重郎 32-41
- - 蝶は何故花を訪れるのか 小説 曾我純之輔 42-46
- - 怕死 小説 沖崎猷之介（中島栄次郎） 47-55
- - 低徊 小説 薄井敏夫 56-76
- - 夏 小説 野上吉郎（石山直一） 77-87
- - ある兄弟 小説 若山隆（相野忠雄） 88-93
- - 離合　-海港紀その３- 小説 杉浦正一郎 94-118
- - 鮎の如くに 小説 松田明 119-128
- - 花と形而上学と 小説 保田與重郎 129-144
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 -
第6号 昭和7年10月号 アンチ・ディレッタンチズム 評論 保田與重郎 4-20
- - 絶望の文学 評論 沖崎猷之介（中島栄次郎） 21-30
- - フロオベェル襍記 随筆 船越章 31-37
- - 故園の花 詩 田中克己 38-43
- - 草 -海港紀その４- 小説 杉浦正一郎 44-50
- - 低徊　２ 小説 薄井敏夫 51-69
- - 幻の記 小説 沖崎猷之介（中島栄次郎） 70-75
- - 無理 小説 野上吉郎（石山直一） 76-90
- - 慵獣 小説 三浦常夫（小高根太郎） 91-101
- - 春来る海市 小説 田中克己 102-107
- - 佐伯家の人びと 小説 肥下恒夫 108-119
- - 佐渡へ 小説 保田與重郎 120-153
- - フリードリヒ・ヘルデルリーン　1 ディルタイ 評伝 服部正己 訳 154-174
- - 文芸時評 時評 船越章 175-181
- - 編輯後記 後記 肥下・田中・保田 -
第7号 昭和7年11月号 協同の営為　問題を僕らの上へ 評論 保田與重郎 4-19
- - フリードリヒ・ヘルデルリーン　2 ディルタイ 評伝 服部正己 訳 20-36
- - 「芸術批評学原理」序説　ヘンリーホーム 評論 水栗一郎（服部・保田） 訳 37-40
- - 近畿の秋 感想 田中克己 41-46
- - 甘棠亭雑記 感想 船越章 47-51
- - 小説は問題を解かない 時評 沖崎猷之介（中島栄次郎） 51-57
- - 巨 詩 田中克己 58-59
- - 使徒　ツワイク 小説 服部正己 訳 61-71
- - 秋の日 戯曲 三浦常夫（小高根太郎） 72-83
- - 青壁の部屋にて -海港紀その５- 小説 杉浦正一郎 84-101
- - へンリー・ホームについて 解説 保田與重郎 102
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 -
第8号 昭和7年12月号 作品の問題 評論 大東猛吉（松下武雄） 4-11
- - 「若きフロオベェル」研究稿１ 研究 船越章 12-25
- - フリードリヒ・ヘルデルリーン　3 ディルタイ 評論 服部正己 訳 26-45
- - Lyrisches Intermezzo 詩 田中克己 46-48
- - 発足の論理 小説 保田與重郎 49-58
- - 記憶 小説 大東猛吉（松下武雄） 59-63
- - 昭和三年のこと 小説 肥下恒夫 64-70
- - アナムネーシス（回想） 小説 沖崎猷之介（中島栄次郎） 71-86
- - 溝鼠 小説 薄井敏夫 87-105
- - 作家の論理活動とスチリヂールングの問題 時評 保田與重郎 106-121
- - 憂欝な饒語 時評 田中克己 121-126
- - 編輯後記 後記 保田與重郎 -

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